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ゾディアック(ZODIAC)は1977年~1978年に九州で活動した、若手の前衛芸術グループである。既成の美術団体に属さない九州出身の20代の若者が集まり結成された。九州派の活動が下火となり衰退傾向にあった九州の前衛アートに新風を吹き込もうとする狙いがあった。 ==概要== ゾディアック結成時に誰が集まったかは当事者も正確には記憶していない。伊藤マリ、小川幸一、木塚忠広、仙頭利通、田崎六郎、長谷川清、村上勝らが中心人物であったと考えられる。当時メンバーが出入りしていた東亜画廊近くの喫茶店で話し合いが持たれた。その時、新しい美術活動をすること、そして1年間に4回の企画展を打つことが決められた。グループ名については各自意見を出し合ったが、長谷川清が英語の辞書の最後に載っている'ZODIAC'はどうだろうと提案し、同意に至った。 当時の福岡の状況としては、九州派以降前衛アートが低迷化していたため、若手の登場には期待が寄せられた。バブル前の好景気も後押ししていた。アーティストの間では、美術評論家の針生一郎の呼び掛けでアーティストユニオンが結成されて、福岡では九州派の桜井孝身が若手を集め、ゾディアックの中でも村上勝と長谷川清が参加していた。 その後1年間で4回に及ぶ「ゾディアック展」を成功させるも、長谷川清の提案した次の展開(四国のグループとの交流展)にメンバーが乗らなかったため活動は終息した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゾディアック (前衛芸術グループ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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